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学校長の挨拶

高めよう 新時代の職業能力

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学校長 小林謙二(関東学院大学工学部教授)

 

■ 産業観、職業観は変わりつつあります。

 本当の豊かさとはどういうことをいうのでしょうか。物質的な豊かさだけでは心は癒されません。
 ものを大量につくり、消費した20世紀は、便利で快適な生活と引換えに失ったものが数多くあります。
 かけがえのない地球環境にももっと思いをめぐらせねばなりません。
 新しい世紀に入り価値観は大きく変わってきました。
 住まい・まちをはじめ国土・環境の維持・保全といった重要な役割を担っているのが建設産業です。新しく建設するだけがこの産業の役割ではないのです。環境、文化、生活、経済など、バランスのよい住みよい地域社会の実現になくてはならない存在なのです。

■ やりがいのある大切な仕事

 本学をめざして来る若い人たちの中には「人々に潤い、安らぎをもたらし、充実感のもてる仕事につきたい」という動機の人が増えつつあるのも、その表れといえるでしょう。
 しかし、建設現場の仕事は辛くて危険な労働も少なくありません。確実で効率の良い成果を得るためにはコンピュータやロボットなどのハイテク技術も大いに活用しなければなりません。だからといって、人間がやる仕事がなくなるわけではありません。むしろ、人間がやらなければならない仕事、人間にしかできない仕事が多いのです。
 地域の環境や風土、経済、そして文化を大切にし、何よりもそこで生活する人々と向き合って考え、気持ちを通じ、手を動かすというように人間味のある仕事です。
 もっともっと社会から高い評価を受けるべき大切な仕事なのです。

■ 職業生涯をサポート

 ここは、職業能力開発短期大学校・東京建築カレッジです。我々は、「カレッジ」と略称しています。東京土建一般労働組合を母体とする職業訓練法人東京土建技術研修センターが建築に携わる事業主と共に、その事業所で働く人に対する研修をこのカレッジに委託しているのです。「建設労働者の技術、技能、教養、文化を向上させるための活動」としての、この教育訓練を受けた人材を送り出すことで、本カレッジは、建設業と社会の発展に寄与することを目的としています。

 「カレッジ」では、木造技術を基本として建築技術の研修をしています。木造技術を基礎に据える意味は、以下の通りです。
 我が国の建築は、豊富な木材資源に裏打ちされた木造建築によって培(つちか)われてきました。コンクリートや鉄鋼を主要な材料とする近代的な建築も、木材を加工する技能や技術を抜きにしては語れません。建物づくりの基本といっていいでしょう。このような、木造技術の担(にな)い手は、通常、大工という職種になります。大工とは、「工」すなわち「たくみ」の上に立つ「おおいたくみ」でしたが、時代と共に「大」の意味が薄れてきました。代わって、「棟梁」がその地位を表す名前として使われています。棟梁は、計画やそれを実行する技能・技術はもちろん、ものづくりの組織を経営、運営し、さらには新しい人材を育成するという能力を持たなければなりません。
 こうした能力を持つ棟梁のような人材に育って欲しい、というのがわれわれのカレッジにおける研修の目標なのです。
 このために我々は、我が国でも有数の能力を持つと自負している講師、指導員集団を持っています。木材の加工はもちろん、計画、設計、構造、設備、施工、材料など建築に必要な専門科目や測量に至るまでそれぞれの専門技能・技術集団が懇切ていねいに指導しています。
 学びに集う人々は、外国からの短期的な研修も含めて、まさに多種多様な経験や年齢の方々です。当然、もっとも多いのは高校を出たばかりの新人ですが、既に建築士資格を持つ設計者、他分野の企業からの転身者、大学で他分野を学んだ技術者の卵、更には第二の人生として新たにものづくりの技能職を選んだ方々。さまざまな才能や興味の範囲が異なる仲間が教えあい、助け合いながら実地教育を中心として技能・技術の習得に励んでいます。

 実習や授業を終えてすっかりくたびれた夜。あなた方の心は充実感でいっぱいになっていることでしょう。登山のあとの征服感と同じような充実感といえるのではないでしょうか。
 さあ、共に学びましょう。

 
東京建築カレッジ
〒170-0014 東京都豊島区池袋1-8-6 Tel: 03-5950-1771 Fax: 03-5950-1774